28日、佐渡市で、草刈りの作業をしていた50歳の男性が、腕と指を相次いでハチに刺され、その後、容体が急変して死亡しました。

佐渡市によりますと28日午前8時ごろ、佐渡市羽茂大崎で、市が発注した高齢化した集落の支援事業で道路の斜面の草刈りをしていた、市内の建設会社に勤める50歳の男性が、左腕をハチに刺されたということです。
男性は、市販の塗り薬を付けてそのまま作業を続けましたが、およそ3時間後の午前11時ごろに、今度は右手の指先を刺され、また塗り薬を付けましたが、容体が急変し、佐渡市内の病院に救急車で運ばれましたが、死亡しました。
1回目はハチの種類はわかりませんが、2回目はアシナガバチだったということです。
市によりますと、作業の前に周囲を確認しましたが、ハチの巣などは見つからなかったということです。
男性は、長袖、長ズボンの作業着で手袋をはめて作業をしていましたが、その上からハチに刺されたということです。