新潟県南魚沼市で9月4日に開催された山岳マラソンレースで参加者約30人がスズメバチに襲われました。
南魚沼市の浦佐旅館街をスタート、ゴールとする「第36回浦佐温泉 耐久山岳マラソン大会&健康歩こう大会」で4日、午前8時半にスタートしたレースの途中で、参加者のうちおよそ30人がスズメバチに襲われたということです。レースは途中で中止されました。
大会事務局によりますと24人が大会の救護スタッフから手当を受けましたが、病院に搬送された人などはいませんでした。
耐久山岳マラソンは、おととし、去年とコロナ過で中止となり、ことし3年ぶりの開催でした。
コースはフルマラソン、ハーフマラソン、徒歩の3コースでレースが行われ、参加した約900人が同じコースを通ってゴールを目指していたということです。
南魚沼市ではことしはスズメバチの被害に関する相談などが増えていて、巣を見つけても誤ってハチを刺激しないように注意してほしいと呼びかけています。