羽アリが発生する時期は種類によって違いますが4月から7月くらいのジメッとした雨が降って翌日晴れた日に発生しやすいです。
そして発生するのはたちが悪いことにウジャウジャと湧き出るように大量に発生するのが特徴です。
アリに羽が生えている理由は、

巣離れをして新しい住処へ移るためです。
一斉に飛び立つ為に大量に発生します。

通常アリは、地面を歩いて生活をしていますが、巣離れと交尾の為に羽が生えてきます。1つの巣に何千匹も生活しているアリは、成熟すると、旅立ちの時を迎えて、新たに新しい巣を作るために、大量発生します。

羽アリの種類

白アリか黒アリの羽アリなのかを見分ける

シロアリとアリは次の点で簡単に見分けられます。

 シロアリは名前や形、大きさ、生活様式などがアリに似ていますが、アリとはまったく違った種類の昆虫で、アリの仲間ではありません。

シロアリとアリ(羽アリ)は次の点で簡単に見分けられます。

1.触覚
アリの触覚は「く」の字状をしていますが、シロアリの触覚は緩やかなカーブで真珠のネックレスのように数珠状をしています。

2.翅
アリの翅は前翅が後翅より大きいのに対して、シロアリの翅は4枚ともほぼ同じ大きさで同じ形をしています。

3.腰
アリは腰の部分がハチのように細くくびれていますが、シロアリは細くなっていません。

シロアリの羽アリの特徴 普通の羽アリの特徴
胴にはくびれがなくずん胴型 くびれがあり胴に境界線がある
羽の大きさはすべて均等 前の羽が大きく後羽が小さい
発生時期は4月から7月(梅雨以降は発生しない) 6月から11月頃と長め
触角はまっすぐ 触覚はくの字に曲がっている

羽アリが発生しやすい環境は、雨の日の後の湿度の高い晴れた日に分家するために飛び立つことが多いです。

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