ハクビシン
ハクビシンの生態について
ハクビシンによる被害で深刻なものは、屋根裏などで深夜に動きまわることによる騒音と排泄された糞尿によるものです。特に糞尿は悪臭の原因となるだけでなく衛生面でも問題があり、ダニが発生する「二次被害」も多く報告されています。
ハクビシン駆除方法
大型害獣(ハクビシンやアライグマなどの総称)の駆除方法の基本は、「追い出してから侵入口遮断」もしくは「捕まえてから侵入口遮断」のいずれかです。まずは「追い出し」の方法についてご説明をいたします。
捕獲の方法
ただし、このワナ捕獲を行うには国で定められた資格を所持している必要があります。その資格が狩猟免許です。この狩猟免許は弊社の施工士が取得していますので、私共が代行して捕獲を行うことができます。
弊社の有資格者が、決められた期間内に捕獲カゴを床下や天井裏、家周りに設置して捕獲を試みます。設置後は5~10日周期で確認を行います。また、設置場所の天井裏や床下などから音がしましたら弊社までご連絡ください。1~2日以内に駆けつけて対応いたします。
※天井裏などは空間が少なく、駆除施工士が上がれないような場合は、巣の撤去・糞の除去などを行うにあたり、天井などに点検口などを作成しなければならない場合があります。
※天井裏などにて捕獲を行う際は、防湿シートと給水シートを敷き込んでから設置をして、糞尿による被害を出さないようにしています。
駆除の仕上げ
大型害獣はおよそ大人の拳1個分(8~10cm)の隙間があれば侵入可能とされています。高い屋根の上に登った大型害獣は屋根や外壁の隙間より、天井裏に侵入します。また、床下などにも隙間があれば入り込み、壁の間を登って天井裏に棲みつくこともあります。弊社は屋根上から床下まで、建物すべてを見尽くすことをモットーに徹底的に調査を行います。遮断にはアルミパンチングや金網、材木、5mmプラスチック板などを使用し強固に遮断を行います。手足の力や噛む力が強い大型害獣の場合は遮断箇所を破壊する恐れもありますので、徹底的で強固な遮断が必要となります。
また、屋根瓦、トタン、外壁などが腐朽していて弱っている箇所などがあれば、そこを破壊して侵入しようとすることもあります。侵入口遮断時に大型害獣に破壊されそうな場所がありましたら、弊社のできる範囲で補強・修理を行い、再侵入のされづらい建物にしていきます。
2次被害の対策
衛生害虫駆除(ノミ・ゴキブリ・ダニ・ウジ)
ノミとは、ネコ・ハクビシン・アライグマなどに寄生する吸血昆虫です。寄生主がいなくなった巣や死亡した寄生主より離れ、人にも寄生し吸血します。
その他には大型害獣は疥癬(カイセン)症という皮膚病に感染している可能性もあります。これはヒゼンダニというダニが引き起こす皮膚病で、このヒゼンダニは0.2~0.4mm程度の大きさで肉眼では見えず、動物の皮膚の角質層の中にトンネルを掘って潜り込み、卵を産みつけ、皮膚の上で生活、繁殖を行う害虫です。
また、天井裏や床下などで排泄された大量の糞からは、ゴキブリやウジ(ハエの幼虫)などの様々な害虫が発生します。
駆除方法として、安全性の極めて高いULV乳剤(ピレスロイド系:フェノトリン)を使用して、巣や糞などがある天井裏や床下などで微粒子空間噴霧を行い殺虫駆除を致します。
糞の除去・巣の撤去 殺菌・消臭
天井裏などに作られてしまった巣や、糞などは回収除去します。断熱材などが巣になっている場合は、これも回収除去をします。
病原体や臭気の除去には塩化ベンザルコニウム(殺菌消毒)・エポリオンMK(ベタイン化合物)を殺虫駆除同様に微粒子空間噴霧して殺菌と消臭を行います。
ご依頼前での流れ
料金体系をご確認いただく前に、
まずは以下「無料調査からご依頼までの流れ」についてお目通し願います。
1. ヒアリング
被害状況や建物の面積、築年数などを詳しくお伝えください。もちろんご相談のみでも結構です。お電話、メール共にいつでもお待ちしております。
2. 調査日程の調整
調査は必ず行わせてください。
害虫・害獣の駆除を行う上で現地調査は非常に重要な作業です。
なお現地調査に関しまして、弊社からのご請求は一切いたしません。
必ず無料で行わせていただきます。
3. 調査の実施
お客様からの情報をもとに、発生害虫・害獣に合わせ、外壁・基礎・屋根屋上・天井裏・床下・室内などを注意深く調査写真撮影していきます。
4. 状況、駆除計画の説明
被害の状況や程度、発生の原因など、写真をお見せしながら詳細にご説明いたします。
5. お見積もり提出
駆除に必要な費用をお見積書にして当日または調査後5日以内に提出いたします。
ご希望の方には調査報告書と被害写真も添付いたします。
こちらをもとにご検討していただきます。
お見積もりの有効期限は15~30日間とさせていただきます。
※ 生物駆除は時間の経過により状況が常に変化する性質があるためです。
まずは何でもお気軽にご連絡ください。