みなさんは毛虫にさされたことはありますか?
毛虫のなかには、毒を持ち、人をさすものがいます。
ほとんどの毛虫は毒を持たず、危険性はないのですが、ごく一部の毛虫の毛には毒があり、人をさすことがあります。
※毛虫にさされたらどうなる?
では、そんな毒性を持つ毛虫にさされたらどうなるのでしょうか?
毛虫は、成長すると蝶や蛾になるのはみなさんご存知でしょう。
そんな毛虫のなかで、毒を持ち、人をさすものには、ドクガ類やイラガ類の毛虫で、チャドクガ、ドクガ、イラガ、マツカレなどがいます。
これらの毛虫にさされると、さされた皮膚はかぶれや凄いかゆみなどの炎症をおこし、場合によってはアレルギー反応をおこす場合もあります。
毒針がささったままにしておくと、皮膚炎がひどくなることもあり、毛虫だからといって軽視はできないですね。
※毛虫にさされた時の対処法
もし毛虫にさされてしまった場合は、ガムテープなどで毛虫の毒針を抜くのがいいですね。
毒針を抜かないと、かゆみやかぶれなどの皮膚炎はなかなか治りません。
ただし、乱暴にはがすと、毒針が残ってしまう可能性がありますので、気をつけてください!
テープを使ってゆっくりはがすことを繰り返したら、せっけんなどで洗い、毒をきれいに洗い流すようにしてくださいね。
その後、虫さされ用の軟膏を塗ると、自然に治っていくので、安心してください。ただし、ゴシゴシこするのは炎症が広まる場合がありますので、気をつけるようにしましょう。
自分で対処できないようであれば、皮膚科を受診し、処置してもらうのが一番安全で、安心ですね。薬も出してもらえるので、ガムテープなどで自分で対処した後も、一応は診てもらったほうが無難です。
毛虫にさされたら、着ている服にも毒針が付着していることがありますので、すぐに脱ぎ、他の洗濯物と一緒にしないようにして洗うようにしましょう。
毛虫は、春から秋にかけて発生しますので、公園や山など木が多い場所に行く時は、毛虫にさされないように気をつけないといけません。
家の庭でさされることもありますので、十分に注意するようにしましょう。